海外研修員の受け入れ
JIMTEFは、開発途上国の医療技術者を研修員として日本に招き、技術研修事業を実施しています。
研修員は、文化、習慣の違いを克服し、自国の医療環境の向上に必要な技術、知識を習得しています。また、研修員と研修先の指導者をはじめ広く市民レベルの交流を通して、相互の理解を促進しています。
修了研修員は、帰国後、日本国で学んだ技術、知識の実践及び普及に努めています。
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開講式での河合忠顧問と海外研修員
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修了式での織田敏次初代会長(左から2番目)と研修員代表謝辞
- 個別研修
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研修員の個々のニーズに対応した研修コースで、医療機関での実習が中心となっています。
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対象領域
医師、歯科医師、薬剤師、臨床検査技師、診療放射線技師、理学療法士、作業療法士、臨床工学技士・医療機器保守管理担当者、歯科技工士、栄養士、視能訓練士、看護師、柔道整復師、鍼・灸・あん摩・マッサージ・指圧師、介護福祉士、歯科衛生士、言語聴覚士、公認心理師、臨床心理士、義肢装具士、医療ソーシャルワーカー、公衆衛生
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研修期間
1週間~3ヶ月
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- 集団研修
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臨床検査技術分野を対象に、独立行政法人 国際協力機構からの委託による研修を実施します。
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コース名
臨床検査技術-感染症の適切な診断のための微生物検査-
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研修期間
2018年10月15日~2018年12月14日
総合病院中央検査科での研修風景
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- これまでの海外研修員受け入れ実績(1987年10月~2018年3月)
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海外研修員
1,184名
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受入国
106カ国及び地域
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職種
17職種
海外研修員職種別実績
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職種
人数
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職種
人数
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臨床検査技師
431名
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診療放射線技師
300名
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薬剤師
278名
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理学療法士
73名
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医師 ※
25名
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作業療法士
20名
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臨床工学技士・医療機器保守管理担当者
14名
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歯科技工士
12名
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栄養士
10名
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視能訓練士
6名
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看護師 ※
6名
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柔道整復師
3名
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歯科医師
2名
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鍼・灸・あん摩・マッサージ・指圧師
1名
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歯科衛生士
1名
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介護福祉士
1名
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公衆衛生
1名
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合計
1,184名
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医師の内訳
医師分野:7名、診療放射線分野:5名、柔道整復分野:5名、臨床検査分野:4名、視能訓練分野:2名、理学療法分野:1名、栄養分野:1名
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看護師の内訳
視能訓練分野:2名、理学療法分野:3名、柔道整復分野:1名
受入国及び地域一覧
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- アジア 659名
- インド、インドネシア、韓国、カンボジア、シンガポール、スリランカ、タイ、台湾、中国、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、東ティモール、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、モルディブ、モンゴル、ラオス
- アフリカ 211名
- アルジェリア、ウガンダ、エジプト、エチオピア、ガーナ、カーボヴェルデ、カメルーン、ギニア、ガボン、ケニア、コートジボワール、ザンビア、シエラレオネ、ジプチ、ジンバブエ、スーダン、スワジランド、セーシェル、セネガル、タンザニア、チュニジア、ナイジェリア、ニジェール、ブルキナファソ、ペナン、ボツワナ、マダガスカル、マラウイ、マリ、南アフリカ、モーリシャス、リビア、レソト
- 中南米 161名
- アルゼンチン、ウルグアイ、エクアドル、エルサルバドル、ガイアナ、キューバ、グアテマラ、グレナダ、コスタリカ、コロンビア、ジャマイカ、セントビンセント、セントルシア、チリ、ドミニカ共和国、ニカラグア、ハイチ、パナマ、パラグアイ、ブラジル、ベリーズ、ペルー、ボリビア、ホンジュラス、メキシコ
- 大洋州 104名
- キリバス、クック諸島、サモア、ソロモン諸島、トンガ、ニウエ、バヌアツ、パプアニューギニア、パラオ、フィジー、ミクロネシア、マーシャル
- 中東 43名
- アフガニスタン、イエメン、イラク、イラン、カタール、クウェート、シリア、トルコ、パレスチナ、ヨルダン
- 欧州 6名
- アルバニア、キルギス、ブルガリア、マケドニア、マルタ、モルドバ